【1日30分でOK】短時間ですませる英単語の覚え方~忘れないコツを解説

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【短時間】英単語の覚え方~理論やテクニック、トレーニング方法をご紹介

『短時間で英単語を覚える方法を知りたい』

『効果的な英単語の覚え方についての理論やテクニックを知りたい』

この記事ではこれらの解決策をお話しします。

私も時間ばかりかけて全然覚えられないという経験をしてきました。

英単語の学習は他の学習と違い、無機質で単調になりがちです。

出来るだけ簡単に、しかも短時間で済ませることが可能ならこの上ないですよね^^

英単語を短時間で覚えるコツを知っていれば、学習効率が爆上げしますよ!

これからお話する英単語暗記方法を試してみて下さい。

1ヶ月1,000語程度なら、1日30分で余裕で可能ですよ!

目次

短時間で英単語を覚えるメリット

短時間で英単語を覚えることが出来れば、読解やリスニングの学習効率が大幅に上がります。

また、読める文章が増えれば、英語自体が楽しくなり、モチベーションが上がりますし、実際のネイティブの会話など実生活での英語力向上など多くのメリットがあります。

効果的な学習方法を取り入れ、短時間で集中して学習することで、英単語以外の学習時間を確保することができます。

なにより一番退屈で、大変な英単語暗記は、ささっと終わらせたいものですよね!

英単語を覚える順番について

先ず英単語の覚え方ですが、以下の順番を必ず守るようにしてください。

  • 発音記号
  • 英語⇒日本語
  • 日本語⇒英語
  • スペル

英単語を覚える際には、発音記号、英⇒日、日⇒英、スペルの順番で学習することが非常に重要です。

この順番を守ることで、単語の意味だけでなく、実際のコミュニケーションにおいても効果的に単語を使用することができ、記憶の定着も促進されます。

発音を最初に学ぶことで、聴覚と視覚の両方で単語を記憶に定着させることができ、翻訳練習を通じて、単語の意味と使用方法を深く理解することができます。

時間がない人などは、『発音』と『英⇒日』だけでもOKです!

短時間で英単語を覚えたければ、『音』を覚える!

英語の発音は日本語とは大きく異なり、同じスペルでも異なる発音を持つ単語が多く存在します。

発音記号を学ぶことで、正しい発音を正確に理解し、再現することができます。

例えば、”read”の現在形と過去形(read)は同じスペルですが、発音は異なります([riːd]と[rɛd])

受験英語は、英語を文字だけで捉えてきたため、リスニングが出来ない、話せないといった弊害が生まれました。

英単語は必ず発音記号をマスターしてからにしましょう!

音読とリスニング

発音の練習を行った後は、音読とリスニングを平行して行います。

これらの方法を取り入れることで、単語の発音や意味をより深く理解し、記憶の定着を促進することができます。

発音の習得、聴覚記憶の強化、文脈での理解が向上し、実際のコミュニケーションにおいても効果を発揮します。

音読とリスニングを組み合わせた学習法を取り入れることで、英語学習の成果を最大化することができます。

ディクテーションの効果

聞いた単語や文章を書きとることを『ディクテーション』といいます。

聞いた単語を正確に書き取ることで、何が聞こえているのか、聞こえていないのかがはっきりわかります。

私はディクテーションでリスニングが爆伸びした経験があります。

英単語の暗記は、『英語⇒日本語』が重要

英単語の暗記において、英語⇒日本語のプロセスは、日本語⇒英語よりも重要です。

先ず、『読んでわかる』⇒『聞いてわかる』という状態を作り上げた後、『話す』、『書く』というトレーニングを行っていきます。

『英語⇒日本語』で必要になる英単語数は目的によっても変ってきます。

大学受験では、およそ5,000語
TOEIC高得点では、およそ8,000語
英検一級では、およそ10,000語

といった具合です。

将来、自由に読んだり、聞いたりしたい場合は、10,000語は目指したいところですね!

『日本語⇒英語』は日常会話で使われる英単語で十分

日本語は約50万語あると言われ、日本語のネイティブである私たちもその全てを知っているわけではありません。

例えば、同衾(どうきん)という言葉がありますが、皆さんは聞いたことがありますか?

これは、『一つの夜具に一緒に寝ること』という意味なのですが、この日本語を使ったことがありますか? 私は今まで一度もありません。

このように日常生活では絶対に使わない言葉は全く覚える必要はありません。

先ず、基礎的な英単語で十分です。

では、その基礎的な英単語はどれ位かと言えば、約1,000語は必要になります。

日常会話で使われる英単語は、高頻度で使用されるため、実際のコミュニケーションにおいて非常に役立ちます。

これらの単語を覚えることで、日常生活やビジネスの場面で円滑に会話を進めることができます。

先ずは徹底的に日常会話で使われる英単語1,000語を『日本語⇒英語』がスムーズに出てくるまで訓練していきましょう!

スペルの記憶

スペルの記憶は、英語⇒日本語、日本語⇒英語に比べて重要度は高くありませんが、ネットでネイティブと連絡したり、実際、英語を使った仕事をする方にとっては避けては通れません。

また、スペルを覚える過程で、単語の構成やルールを理解することができます。

例えば、接頭辞や接尾辞、語根の意味を学ぶことで、未知の単語の意味を推測する力が養われます。

発進語彙として使用する英単語のスペルも日常会話で使われる1,000語をキチンと書ければ問題ありません。

効率的な記憶術

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線

英単語に限らず、暗記に関しては、『エビングハウスの忘却曲線』の理論を実践することが一番の早道です。

エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス(Hermann Ebbinghaus)が1885年に提唱した、時間の経過とともに記憶がどのように減少するかを示した理論です。

エビングハウスの忘却曲線が示す主なポイントは以下の通りです。

急速な記憶の減少: 学習後すぐに記憶の大部分が失われます。特に、学習した情報の約70%が24時間以内に忘れ去られるとされています。

減少のペースの緩和: 時間が経つにつれて、記憶の減少ペースは緩やかになります。つまり、最初の数時間から数日間で記憶の大部分が失われるが、その後の忘却は比較的ゆっくり進行します。

忘却曲線に基づいて、適切なタイミングで復習を行うことで、記憶の定着を助けることができます。

復習のタイミングは、学習直後、1日後、1週間後、1か月後というように、間隔を広げていくことが重要です!

フラッシュカードを繰り返しめくる

上記のエビングハウスの忘却曲線は、フラッシュカードを使うと効果が倍増します。

フラッシュカード自体は、普通の文房具屋さんで売っている『情報カード』や、『カードセット』を使用します。

紙のフラッシュカード

自作のカード:市販のカードを購入して自分で単語と意味を書き込こみます。これにより、学習内容をカスタマイズできます。

市販のカードセット:多くの出版社が発行する英単語学習用のフラッシュカードセットです。たとえば、TOEICやTOEFLの対策カードなどがあります。

自分の使いやすいカードを選んでね!!

語源で覚える

英単語を語源で覚えることも非常に効果的です。

語源を知ることで、新しい単語に出会ったときでも、その意味を推測しやすくなり、語彙力の向上に役立ちます。

例)
「port」:運ぶ
transport(輸送する): trans(越えて)+ port(運ぶ) => 「運ぶ」から「越えて運ぶ」 => 輸送する
import(輸入する): im(中に)+ port(運ぶ) => 「中に運ぶ」 => 輸入する
export(輸出する): ex(外に)+ port(運ぶ) => 「外に運ぶ」 => 輸出する

語源を使った学習法は、単語の理解を深め、効率的に語彙を増やすための強力な手段です。

この方法を取り入れることで、英語力全体の向上が期待できます。

単語の組み合わせ(コロケーション)で英単語を覚える

単語の組み合わせ(コロケーション)を学ぶことは、自然で流暢な英語を話すために非常に重要です。

例えば、”make”の使い方です。

正しいコロケーション: make a decision
例文: I need to make a decision about my career.

不自然な表現: do a decision
例文: I need to do a decision about my career.

正しいコロケーション: commit a crime
例文: He was arrested for committing a crime.

不自然な表現: make a crime
例文: He was arrested for making a crime.

このように、コロケーションを理解することで、単語の意味だけでなく、その使用方法や文脈も正確に把握できるようになります。

また、自然な表現力が向上し、単語の意味を正確に理解し、効率的に語彙力を増強することができます。

コロケーションを取り入れた学習法は、実用的な英語力を身につけるための強力な手段ですよ。

フレーズで覚える方法

単語をフレーズで覚えることで、その単語がどのような文脈で使われるかを理解することができます。

これにより、単語の意味を正確に把握し、適切に使用することができます。

ネイティブスピーカーが実際に使うフレーズを覚えることで、英語を話す際により自然で流暢な表現ができるようになります。

また、フレーズはストーリーの一部として脳に記憶されるため、単語がより強く印象に残ります。

特におすすめなのが、映画の台詞を覚える方法です。

例1: “The Godfather”(ゴッドファーザー)

フレーズ: “I’m gonna make him an offer he can’t refuse.”
意味: 彼が断れない申し出をするつもりだ。
文脈: 強い決意を持って何かを成し遂げるときに使う。

例2: “Forrest Gump”(フォレスト・ガンプ)

フレーズ: “Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.”
意味: 人生はチョコレートの箱のようなものだ。何が手に入るか分からない。
文脈: 人生の予測不可能さを説明するときに使う。

例3: “Star Wars”(スター・ウォーズ)

フレーズ: “May the Force be with you.”
意味: フォースと共にあらんことを。
文脈: 成功や幸運を祈るときに使う。

例4: “Titanic”(タイタニック)

フレーズ: “I’m the king of the world!”
意味: 私は世界の王だ!
文脈: 大きな達成感や自信を表現するときに使う。

例5: “The Terminator”(ターミネーター)

フレーズ: “I’ll be back.”
意味: すぐ戻る。
文脈: 一時的に退席するが、また戻るときに使う。

映画の台詞は、その場面や音楽の効果もあり、記憶に残りやすくなりますね。

テクノロジーの活用で効率よく暗記しよう!

単語アプリの利用

単語アプリを利用することは、効率的で効果的な英単語学習方法です。

スマートフォンやタブレットを活用することで、いつでもどこでも学習が可能になり、モチベーションを維持しやすくなります。

英単語アプリで欠かすことの出来ない条件があります。それが以下の4つです。

  • エビングハウスの忘却曲線の理論を使っている
  • スペースリピティション(間隔反復)のプログラム
  • フラッシュカードのように問いと答えがセットになっている
  • 発音がしっかり確認出来る

しかし、残念ながら現状、この4条件を満たすアプリは存在しません。

唯一、ブラウザで動く英単語暗記プログラムがあります。

それが、『ボキャビルダー』というプログラムです。

おすすめ暗記プログラム 『ボキャビルダー』

まずはボキャビルダーがどのようなものか、動画を見て下さい。

ボキャビルダーの特徴

12,000単語暗記が出来ます!

ボキャビルダーは、『発音』、『英語⇒日本語』、『熟語』、『話す』を効率よく学習できるプログラムです。

『発音』、『英語⇒日本語』に関しては、約12,000単語を収録し、12のレベル別に分けて覚えることが出来ます。

ですので、高校受験、大学受験、資格試験と目的に応じて英単語数を調整しながら覚えることが可能です。

特に英単語を10,000語暗記出来るということは、英語学習者にとっては一つのゴールだとも言えます。

ハイレベルを目指す人は是非、一度ボキャビルダーを試して下さい。

熟語

ボキャビルダーは英単語12,000語だけではありません。

なんと!!熟語は3,681語収録されています。

これほど多くの熟語を収録している英単語アプリはありません。

しかも全ての英熟語に英文が着いており、発音も完全です。

英単語12,000語と英熟語3,681語もあれば、国内の英語の資格は万全です!

ボキャビルダーを使った学習計画

ボキャビルダーは自分で覚えたい英単語数を設定出来ます。

私の経験上、ボキャビルダーで新しい英単語を30単語覚えたい場合は、復習のカードを含めて約30分から40分必要になります。

毎日30単語新しく覚えたとして、1ヶ月で900単語です。13ヶ月で12,000語を達成可能です。

その中には、dogやflowerといった本当に基礎的な英単語も含まれていますから、実質的には10ヶ月くらいで可能です。

逆にもっと早く英単語を終わらせたいという人は、1日にやる数を増やすことも可能です。

ボキャビルダーは英単語単体で暗記するツール

ボキャビルダーは英単語一つに対して、日本語訳が一つです。

上記で説明したコロケーションやフレーズでの暗記はありません。

12,000単語を短期間で覚えてしまうためには、コロケーションやフレーズでは量がさばけないのです。

先ず、12,000単語を『英語⇒日本語』でしっかり押え、多読によって使い方を覚えていくというスタイルが一番近道です。

たまに英単語一つに対して、日本語訳が一つだと、他の日本語訳を覚えなくても良いのか?という疑問を持つ方がいますが、何も心配いりません。

一旦12,000単語覚えてしまうと、第2、第3の意味は容易に覚えることが出来ます。

定期的な語彙測定

英単語学習を行っていると確実に英語の実力は伸びていっているのですが、なかなか実感がわきません。

TOEICなどを受けても、恐らく同じスコアになるはずです。多くの人がその結果から諦めたりするのですが、非常にもったいないです。

英語の伸びが感じられないと思ったら、英単語だけの語彙測定をしてください。

1,000単語覚えたら語彙測定をしてみると、確実に語彙力が伸びていることがわかるはずです。

高速で繰り返し練習

ボキャビルダーで12,000単語暗記出来たら、市販の英単語帳を使用して下さい。

どんな英単語帳も数時間で1周できるはずです。多少意味が違っていたりしますが、面白いように即答出来ると思います。

自分が必要としている英単語帳を数冊、1ヶ月で10回以上回してください。それが終わったら、リスニングや英文法など他のスキルアップに時間を費やしましょう。

本当にスラスラ意味が答えられるので感動しますよ!

どうしても覚えられない単語の対処法

どうしても覚えられない単語に対処するためには、多角的なアプローチを取り入れることが重要です。

特におすすめするのが、メモリーパレス法と連想法というやり方です。

メモリーパレス法:
覚えたい単語を特定の場所に結びつけて記憶します。

例えば、自分の部屋の中の家具に単語を割り当て、この行動を思い出すようにします。

連想法:
単語と似た音や意味の単語を連想して覚えます。

例えば、「carpenter(大工)」を「car(車)」と「enter(入る)」に分解し、大工の頭領が、車で現場に入ることを想像します。

視覚、聴覚、感覚を活用し、反復学習や記憶術を駆使することで、単語の記憶を効果的にサポートすることができます。

この方法は、本当に最後の最後、どうしても覚えられない場合に実戦して下さいね。

まとめ

短時間で英単語を覚えるためには、音読とリスニングを取り入れた反復練習、単語アプリやイメージとの結びつけなど、様々な方法を組み合わせることが効果的です。

これにより、記憶の定着を助け、英語の語彙力を短期間で効率よく向上させることができます。

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