英単語の学習を始めるとき、誰もが感じるのは「英単語が覚えられない」「すぐ忘れてしまう」という悩みですよね。
特に、英単語のスペルと日本語訳の両方を覚えるのは時間もかかるし、頭に定着しづらい。どっちを隠して勉強すれば効率的なのか、迷った経験はありませんか?

実は、私もそのことで悩んだ一人です。
しかし、このページで紹介する方法を実践することで、12,000語の英単語を暗記することが出来ました。
『英単語のスペルを覚えるか、日本語訳を覚えるか』という選択は、英単語学習の効果を大きく左右する重要なポイントです。
本記事では、『英単語のスペル』と『日本語訳』のどちらが重要かを詳しく解説します。
さらに、記憶の定着率を200%高める具体的な学習法や、1日たった30分で英単語力を飛躍的に向上させるデジタルツールも紹介。
この記事を読み終えた後、あなたの英語学習は下記のように劇的に変わります。
- 1か月後に1,000語を覚え、日常会話やニュース記事の理解力が向上するのを実感できます。また、1年後には12,000語暗記が可能です。
- 難関大学、TOEIC900、英検1級の単語レベルが身に付きます。
- リスニング、リーディングとも知っている単語が多くなります。
継続的に学習することで、洋画の字幕なしでのリアルタイム理解や、英字新聞のスラスラ読みも夢ではありません。
就職活動では、あなたの語学力が大きな武器になり、勤務先からも高い評価を得られるはずです。
英単語には「受信語彙」と「発信語彙」がある


英単語を覚えるとき、「受信語彙(Receptive Vocabulary)」と「発信語彙(Productive Vocabulary)」の2種類があります。
受信語彙は、聞いたり読んだりするときに理解できる単語のこと、発信語彙は、話したり書いたりするときに使える単語のことです。



英語をうまく使えるようになるには、この2つをバランスよく伸ばすことが大切です。
受信語彙と発信語彙、どちらが多い?
受信語彙と発信語彙は、使い方が違います。
受信語彙は発信語彙より多く、全体の80〜90%を占めることが分かっています。
私たちは読むときや聞くときにはたくさんの単語を理解しますが、それを話したり書いたりするときには、使える単語は限られています。
たとえば、リーディングでは新しい単語でも文脈から意味を推測できますが、話すときにはその単語を正しく使うために、もっと深い理解が必要です。



この違いを理解することで、効率よく語彙力を伸ばせます。
『スペル』と『日本語訳』のどちらを隠すべきか?


結論から言えば、全ての英語学習者は、先ず『日本語訳』を隠して勉強するべきです。
日本語訳を隠すことで、英単語を見たときにすぐに意味が思い出せるようになり、実際のコミュニケーションやリーディング力が飛躍的に向上します。
スペルを覚えることも大切ですが、受信語彙を増やし、単語の意味を素早く理解することが重要です。



ささっと、『英語』⇒『日本語』が瞬時に出ることが重要です!
『スペル』を覚えなくとも、コミュニケーションは取れる!
日本語訳を見て英単語を思い出すより、英単語を見て日本語訳をすぐに思い出す練習をする方が、実際に英語を使う場面でのスムーズな理解につながります。



相手の言っている意味がわかれば、ゼスチャーなどでも対応できますからね!
目的に応じて『スペル』と『日本語訳』のどちらを覚えるか決める


英単語学習では『英単語』⇒『日本語』の方が重要ですが、目的に応じて『スペル』と『日本語訳』のどちらを選択するかもありです。
ここでは、英語が必要となる代表的な3つのケースを考えてみたいと思います。
・英語の資格試験
・仕事
・留学



この3つ以外は英語の緊急性はありませんので、自分のペースで学習してください。
英語の資格試験:『日本語訳』を優先して覚える
英語の資格試験においては、『日本語訳』を優先して覚えることが必須です。
これは主にTOEICや英検の1次試験に言えることですが、資格試験では、リーディングとリスニングの比重が大きく、限られた時間の中で正確な理解を求められます。
そのため、スペルよりも意味を瞬時に理解できるようにすることが高得点につながります。



『日本語訳』の暗記は、英語学習の基礎になります。
仕事:『スペル』を優先して覚える
仕事で英語を使う場合も、もちろん『日本語訳』は重要ですが、資格試験よりも『スペル』を優先して覚えることが求められます。
特にメールや報告書などのライティングや、プレゼンテーションで正確な英語を使うためには、スペルを覚えることが非常に重要です。
ビジネスでは、ライティングやスピーキングの場面が多く、スペルのミスが信頼性を損なう原因になることがあります。



正確な発音をするときなどもスペルのチェックは必須です。
留学:『日本語訳』と『スペル』のバランスが重要
留学を目指す場合は、『日本語訳』と『スペル』の両方をバランスよく覚えることが大切です。
海外での学生生活では、日常会話から学術的なライティングまで、さまざまな場面で英語を使うことになります。
リスニングやリーディングでの理解力に加えて、スピーキングやライティングでの正確な表現力も求められるため、両方のスキルを均等に伸ばす必要があります。



単語の意味をすばやく理解しながら、正確に使いこなすことが重要です。
『日本語訳』を優先するときの学習方法


英単語の暗記でもっとも重要なのは、『忘れないようにする』ことです。
英単語をどのように記憶に保持できるかが、語彙力向上の鍵となります。



ここでは、英単語を効率よく記憶するために以下の効果的な方法を順を追って説明します。
エビングハウスの忘却曲線を利用する
フラッシュカード理論
ディクテーション
エビングハウスの忘却曲線を利用する


エビングハウスの忘却曲線によれば、私たちは時間が経つにつれて学習したことを忘れてしまいます。
特に24時間以内に約74%の情報が忘れられてしまうと言われています。
しかし、この忘れるタイミングで復習を繰り返すことで、記憶の定着が大幅に向上します。
復習の最適なタイミングとして、以下のように段階的な復習が推奨されています。
フラッシュカード理論
フラッシュカード理論は、英単語の意味を効率よく覚えるための優れた手法です。
英単語を片面に書き、裏面に日本語訳を書いたカードを使って、繰り返し学習することで記憶に定着させます。


フラッシュカードに使用するカードは、文房具屋さんなどに売ってある『情報カード』を使います。
通常の単語カードよりも厚く耐久性があり、必要な情報を書き込めるようになっています。



フラッシュカードは商品名ではないことに注意してね。
ディクテーション
ディクテーションは、英語の音声を聞いてそれを書き取る学習法です。
この方法は単語の意味やスペルばかりでなく、リスニング力が強化されます。
音声を聞き、その場で書き取りながら頭に浮かんだ日本語訳を思い出していきます。
また、ディクテーションは単語の使い方や文脈も同時に学べるため、単語の意味が深く理解できるようになります。
音声素材として、試験問題や英語ニュースなどを活用すると、実践的な練習が可能です。



ディクテーションで英語のリスニング力が上がった人が大勢いますよ!
デジタルツールを使った方がよい理由


一般的な英単語学習は英単語帳や参考書を使用します。
しかし、紙の本は使用すればするほどボロボロなっていきますし、汚れや書き込みなどがキッカケとなり記憶されることがあります。



英単語帳を開くと答えられるのに、試験では答えが出てこないこともあります。
紙の単語帳と比較してデジタルツールを使うことで、より効率的に学習を進めることが可能です。
上記の他にもデジタルツールを使った英単語学習には、以下の利点があります。
・最適なタイミングで復習できる!
・学習データの蓄積と分析が出来る!
・音声や例文を使った学習で暗記しやすい!
・どこでも学習できる!
・アップデートで最新情報が手に入る!
最適なタイミングで復習できる!
デジタルツールでは、学習者が覚えた単語と覚えていない単語を自動で追跡し、最適なタイミングで復習を促します。
これは「スペース・リピティション(間隔反復)」と呼ばれる手法で、効果的に記憶を定着させます。
紙の単語帳ではこのような学習の最適化は難しく、個々の進捗に合わせた復習計画を立てることは困難です。



特にエビングハウスの忘却曲線を利用する場合にはデジタルツールは最適です。
学習データの蓄積と分析が出来る!
デジタルツールは、学習者がどの単語にどれだけ時間を費やしたか、どの単語を覚えにくいかなどのデータを自動的に記録し、学習の進捗状況を可視化します。
これにより、自分の弱点や進捗を客観的に把握でき、効率的な学習計画を立てることができます。



紙の単語帳では、こうしたデータの蓄積や分析はできませんね。
音声や例文を使った学習で暗記しやすい!
デジタルツールでは、単語の発音や例文を聞きながら学習することができるため、視覚と聴覚を同時に使って記憶を強化できます。
紙の単語帳では発音や文脈を意識しづらいですが、デジタルツールならネイティブスピーカーの発音を聞きながら学ぶことができ、実際の使用場面を意識した単語の習得が可能です。



紙の英単語帳はCDやmp3の音源を別途準備する必要があるので、少し面倒ですね。
どこでも学習できる!
スマートフォンやタブレットを使って、場所を選ばずに英単語の学習ができるのもデジタルツールの利点です。
移動時間やちょっとした空き時間を活用して学習できるため、限られた時間を最大限に活用できます。
紙の単語帳は持ち運びが必要ですが、デジタルツールなら端末さえあればすぐに学習が可能です。



英単語暗記だけは通勤時間など用途に応じで使い分けるのもいいですよ!
アップデートで最新情報が手に入る!
紙の単語帳は一度印刷されると更新ができませんが、デジタルツールはアップデートや新しいコンテンツの追加が容易です。
新しい単語や表現、最新のTOEICや英検対策に対応する機能が追加されることで、常に最新の情報をもとに学習を進めることができます。



常に最新の状態で勉強ができますから、買い替える必要もありません。
必ずチェックしよう! デジタルツールの条件
英単語学習に効果的なデジタルツールには、いくつかの重要な条件があります。
これからアプリなどデジタルツールを使ってみようと考えている人は是非、参考にしてください。
・十分な英単語・熟語が掲載されている。
・発音記号が勉強でき、発音も練習できる。
・エビングハウスの忘却曲線を元にしたスペース・リピティション(間隔反復)学習である。
・フラッシュカードの手法を用いている。
・ディクテーション(書き取り)の練習ができる。



すでにアプリを使用している方は、ご自分のアプリに以下の機能が付いているかチェックしてみてください。
十分な英単語・熟語が掲載されている
学習ツールには、基本的な単語から高度な語彙まで、幅広いレベルの単語や熟語が収録されていることが重要です。
特に、学習者の目標(英検、TOEIC、TOEFLなど)に合った単語が豊富に揃っていることが望ましいです。
定期的にデータが更新されることで、最新の語彙にも対応できます。



TOEIC900や英検1級などは、10,000~12,000語必要になります。
発音記号が勉強でき、ネイティブの発音が採用されている
単語の発音を正確に理解するためには、発音記号と共にネイティブの発音を聞いて学習できることが必須です。
発音記号の理解はもちろん、実際の発音を聞きながら学習することで、単語の正しい音やリズムを覚えることができます。



特に、アメリカ英語に対応しているとより便利です。
エビングハウスの忘却曲線を元にしたスペース・リピティション(間隔反復)学習である
効率的な記憶のためには、エビングハウスの忘却曲線に基づいたスペース・リピティション(間隔反復)学習が有効です。
学習者が単語を忘れるタイミングで復習を自動的に促す仕組みがあることで、記憶の定着がしやすくなります。
この方法により、忘れやすい単語を重点的に強化することができます。



暗記科目の学習は、このスペース・リピティション(間隔反復)が不可欠です。
フラッシュカードの手法を用いている
単語を視覚的に覚えるために、フラッシュカード形式での学習が非常に有効です。
フラッシュカードは、表に英単語、裏に意味や発音、例文などが記載されており、シンプルで効果的な記憶方法として人気です。
デジタルツールでは、カードのシャッフル機能や自動生成された問題により、学習の幅が広がります。



あと何と言ってもカードの管理が必要ない事です!
ディクテーション(書き取り)の練習ができる
ディクテーション(書き取り)の練習は、リスニング力とスペリングの向上に役立ちます。
単語の音声を聞いて書き取ることで、耳で聞いた単語を正しく認識し、覚える力を強化します。
ディクテーション機能を備えたツールは、英語の音と意味の結びつきを強めることができ、特にリスニングが苦手な人にとって非常に効果的です。



リスニングはディクテーション(書き取り)することで爆発的に伸びますよ!
おすすめのデジタルツール:ボキャビルダー


上記で述べたデジタルツールの条件を全て満たしているものが『ボキャビルダー』です。
改めて、デジタルツールの条件を書き出してみたいと思います。



私は実際1年で12,000語暗記ができました。今も使用していますよ!
・十分な英単語・熟語が掲載されている。
・発音記号が勉強でき、発音も練習できる。
・エビングハウスの忘却曲線を元にしたスペース・リピティション(間隔反復)学習である。
・フラッシュカードの手法を用いている。
・ディクテーション(書き取り)の練習ができる。



ここで、詳しくボキャビルダーを解説したいと思います。
ボキャビルダーを使えば、『英語4技能』全てこれ1つで学習できる!



英語4技能とは以下の4つです。
リスニング(Listening)/聞く
スピーキング(Speaking)/話す
リーディング(Reading)/読む
ライティング(Writing)/書く
ボキャビルダーはこの『英語4技能』をバランス良く学習できます。



特に『リーディング』と『リスニング』のスキルは凄まじい成果がでますよ!
ボキャビルダーの内容
ボキャビルダーは一つのソフトの中に、下の4つの機能が使えます!
- 発音暗記
- 英和暗記
- 熟語暗記
- 話す訓練
<発音暗記>




先ず発音暗記は、発音記号を読め、正しいアメリカ発音を身に付けられるように出来ています。



発音を徹底的に練習すると、4技能全てが伸びていきますよ!
<英和暗記>




これは、英→日の暗記です。その数12,005もの英単語が収録されています!
これだけ掲載しているアプリは現段階では存在しません。



これだけ暗記できれば、英検1級、ペーパーバック(ソフトカバーの本)も怖くありません!
<熟語暗記β>




こちらはベータ版でまだ未完成なのですが、その数3682語です! この数も驚異的ですね!



英熟語も英単語同様、知らないとわからないものですので必須ですね!
<話す訓練>




こちらもベータ版で、スピーキング用に短文が641文用意されています。
今後は1万以上の文章を追加予定です。



641文がスラスラ言えるようになると日常英会話では困らないでしょう。
このように英語で求められる4技能全てがこのソフトで勉強できます。



下の動画をご覧下さい。
具体的には、1日後、2日後、4日後、8日後、16日後、32日後に英単語が出題されます。
それぞれの期間で答えられなかった英単語が繰り返し出題されますので、間違いなく暗記が出来ます。
連続で答えられると、その英単語は記憶されたということで、出題されません。



本当にサクサク覚えられるのでビックリしますよ^^
ボキャビルダーは英単語だけでなく、英熟語が3,681語、収録されています。
英単語12,000語と英熟語3,681語をマスターすることができれば、語彙に関してはほとんど解決するはずです。



無料でお試しが出来ますので、是非試してくださいね!
ボキャビルダーのディクテーション機能


こちらは、発音が似ている英単語を聞き分ける練習に役立つ方法です。
例えば、日本人にとって特に難しい『right』と『light』のような単語がありますが、これらをしっかり聞き取れるようになることは、英語のリスニングスキルを飛躍的に向上させます。
この訓練では、同じ音に聞こえがちな単語を繰り返し聞くことで、微妙な音の違いを耳でキャッチできるようになります。
実際、こういった練習を継続的に行うことで、ネイティブスピーカーの会話を理解するスピードもアップしますし、リスニングテストでの得点向上にもつながります。
特にTOEICや英検などの試験対策にも効果的です。日常会話やビジネスシーンで役立つリスニング力を鍛えられるため、自信を持って英語を使えるようになります。



発音の違いを理解することで、自然とスピーキング力も向上し、英語全般のコミュニケーション能力が大きく前進しますよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
『英単語 どっちを隠す』というテーマで、様々な視点から解説しましたので、最後に振り返りをしてみましょう。
・受信語彙と発信語彙をバランスよく伸ばすことが大切です。
・英単語を日本語訳なしで覚えると、リーディングやコミュニケーション力が向上します。
・エビングハウスの忘却曲線に基づいて復習すると、記憶が定着しやすくなります。
・アプリだけではすべての学習ニーズを満たせないため、工夫が必要です。
・『ボキャビルダー』はこれらの学習法をすべてサポートしているため、単語学習に最適です。



あなたがこの方法を取り入れ、効果的に英語力を向上させられることを願っています!